ご挨拶

ADAPTEXは、全国的にベンチャーチャレンジの機運が高まる中、平成17年1月に広島大学発のベンチャーとして設立された、制御技術をコアコンピュタンスとする先端技術企業です。産業界と大学によって20年以上に亘り培われてきた共同研究成果である制御技術を、石化プラント、自動車、鉄鋼プラント、紙パルプ、セメントなど極めて幅広い産業分野に展開させていただき、多くのお客様から高い評価を頂いております。

戦後復興時から続く現在のエネルギ産業の情勢も、今まさに変革のときを迎えようとしています。昔から縁の下の力持ち、あるいは"Hidden technology"と言われてきた制御工学が、横断的にこれまでの縦割りだった技術群をさらに効果的なものにすべく、高い関心を集めようとしています。弊社の制御技術は、生産性や安定性だけでなく、地球規模の課題である省エネにも大きく貢献できるものであると確信しております。

制御は、システムやプロセスなどにおいて、安全と安心を確立するための司令塔であると言えます。このような、信頼と実績が極めて重要である技術をコアに事業展開することの重要性と責任を感じながら、技術開発や産業応用を図っております。

ADAPTEXは、常にお客様の声をベースに「高度」で「安全」な技術を提供できるよう心がけ、その確固たる制御技術で産業と社会への貢献を目指しております。今後とも、イノベーションと挑戦を続け、社会に調和した事業展開を進めて参りますので、今後の弊社の躍進にご期待頂くとともに、相変わりませずご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

ADAPTEX株式会社 

代表取締役社長 小比賀 理延